「刀」カテゴリーアーカイブ

刀 : 米澤住長運齋加藤八郎綱俊造 同 運寿斎正文太郎一秀・天保十二年二月日(合作品)新々刀

刀 : 米澤住長運齋加藤八郎綱俊造 同 運寿斎正文太郎一秀・天保十二年二月日(合作品)新々刀 / 二尺三寸六分 / 反り 六分 / 小杢目詰む、小互の目尖刃文、大小交互に匂い口締まる / 穴1 / 藤代松雄 鑑定 平成七年 / 江戸新々刀中、抜き出た備前伝を焼く作品があるという、是非見に来てください / 白鞘 / 問い合わせ下さい

刀 : 藤原是一精鍛・裏 文久二年八月日 新々刀 上久々作 重要刀剣第12回

刀 : 藤原是一精鍛・裏 文久二年八月日 新々刀 上久々作 重要刀剣第12回 /
所載 寒山刀剣講座三巻、江戸新刀名作集、刀剣と歴史745号 / 同工 重要刀剣指定 第一号目の一振 / 白鞘 / 備前伝の丁子傑作を焼いた最高傑作

寸法: 全て約
長さ 二尺三寸五分
反り 五分
先幅 2.26cm
元幅 3.16cm
元重ね 0.72cm
重量(ハバキなし)910g

特徴 :
本造庵棟、
地鉄 小板目よくつみ、地沸つく
刃文 丁子に互の目交じり、足よく入り、匂深く匂口よく冴え僅かに砂流しかかる。
帽子、中切っ先、湾たれて先尖りこころに小丸となる。
茎 生茎、先栗尻、鑢目大筋違、化粧かかり、目釘孔一。
彫、なし

説明:
七代目、江戸石堂。文政三年一月二十四日生、政太助のち助三郎。長運斎綱俊の次男(甥ともいう)、六代目の石堂是一の養子となり天保十二年十二月家督。麻布北新門前に住す。
運寿斎と号し、明治二年龍泉斎と改める。明治二十四年十一月二十四日没、72才。
一代限り五人扶持。
凛とした直刃、湾タレも力溢れており、見事に焼くが、備前伝の丁子、小沸出来を得意とした是一の作品は評価、人気が高い。石堂家中興の名手。
オーストリア、ウィーンで明治六年に開かれた万国博覧会に工芸品として
栗原信秀(三十八両三分、彫入り)石堂是一(三十一両)、固山宗次(二十七両)が選ばれ、二振りづつ製作している(信秀の研究より)。
当時、本国の威信を賭けて製作した三名中、一人という功績がある。

価格 : 600万(税込)