刀 : 越中守正俊・裏なし 慶長―山城国 三品派 刀工位列 上々作・切味位列 業物】保存刀剣
登録証 :
種別 刀
長さ 二尺二寸強（67.0cm）
反り 1.0cm
昭和39年 月 日 交付 静岡県 第30179号
寸法 : 全て約
先幅 2.34cm
元幅 3.4cm
元重 0.73cm
重量 790g
特徴 :
形状 鎬造り、庵棟、広い、重ね厚い、大切っ先、ザングリ、地沸良く付く、白ける、複雑な乱れ、頭が丸い互の目、矢筈、太鏨銘、少し急な筋違い
地鉄 板目に杢目交じり、棟寄り柾目、地沸つき肌立つ
刃文 大中互の目の高低、湾タレ、砂流し入り、足長く直ぐで盛ん、所々先まで抜ける
切っ先 三品帽子の直で弛んで先小丸
なかご 産茎 筋違い
彫り なし
ハバキ 素赤地金着一重ハバキ
鑑定：保存刀剣(平成29)
附属品 : 白鞘
鞘書 : 「越中守正俊 初代 志津写沸出一 二尺二寸三分作之 昭和三八年夏日 寒山誌（花押）
説明：
三品系となり、美濃国三郎志津兼氏九代の孫と称した「兼道」が子らを連れて京に上り、西洞院夷川に移住して三品派の祖となっています。
伊賀守金道、和泉守金道、丹波守吉道、近江守久道、越中守正俊で「京五鍛冶」「三品派」と呼ばれ後代まで栄えた。
正俊は四男。慶長二年に越中守を受領している。
作風は小沸の付いた互の目乱れに丁子が交る。しかし相州伝、備前伝、大和伝と作域が広く何れも同派中、中々の上手で知られ、乱刃には強烈な覇気の印象、気が吸い込まれます。
鞘書に寒山誌（初代）銘振りも同手だと思います。
作品は中上の作品だと思いますが、撮影しましたらコンデションは私見ですが、6～7 / 10中だと思いました。
それでも本刀、正俊の作品にご興味御座いましたら特別価格でご案内させて頂きます。
希望販売価格 160万税込
